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パロアルト、クラウドやミッドレンジ向けに次世代ファイアウォールの新製品

パロアルトネットワークスは、次世代ファイアウォールの新製品を発表した。あわせて最新OS「PAN-OS 5.0」の提供も開始している。

今回発表した「VM-Series」は、アプリケーションやユーザー、コンテンツにより通信を制御できる仮想化データセンター向けの次世代ファイアウォール。同製品を「VMware vSphere」へ統合し、ポリシーを一元管理できる。

クラウドオートメーションやオーケストレーションツールを利用してユーザーやアプリケーションベースのポリシーを仮想マシンや仮想サーバの環境に紐付けることが可能。ホスト間で仮想マシンを移動させた場合も、セキュリティポリシーを追随させることができる。

一方「PA-3000シリーズ」は、最大4Gbpsを実現した次世代ファイアウォールのハードウェアアプライアンス。今回「PA-3020」と「PA-3050」を投入し、ミッドレンジ向けのラインナップを強化した。

さらに「Panorama管理システム」に対応した「M-100アプライアンス」を発表。同管理アプライアンスは、同社製品の一元管理はもちろん、分散したログの収集機能を備えている。

また最新OS「PAN-OS 5.0」の提供を開始している。管理機能の強化やユーザビリティの改善を盛り込んだほか、IPv6拡張機能、SSLトラフィックの管理制御に対応するなど60種以上の新機能を追加した。メンテナンス契約を締結している利用者は無料でアップグレードできる。

(Security NEXT - 2012/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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