Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本IBMとセコムが協業、総合的なセキュリティサービスを展開

日本IBM、セコム、セコムトラストシステムズの3社は、情報セキュリティ分野で提携すると発表した。

3社は今回の発表で広範な分野にわたり提携すると説明。日本IBMの「サイバーセキュリティ」分野におけるインテリジェンスと、セコムのオンサイトによる初動や現場対応といった「フィジカルセキュリティ」のノウハウを融合し、両社で分析システム基盤の共通化、サービス品質の向上などを目指す。

両者の強みを活かして、10月には総合的なセキュリティサービス「トータル・セキュアサービス(仮称)」を開始する予定。同サービスでは、IPSの提供を足がかりに、セキュリティ対策の企画立案、運用、異常発生時の初動対応、統計による定期的な見直しのサイクルをサポートする。

またサービス拠点「アドバンスト・セキュリティセンター」の設立や市場創出、販売協力体制による事業拡大に向けて検討を進めていく。

(Security NEXT - 2012/07/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

クラウド設定不備による情報漏洩対策で協業 - KCCSとラック
BlackBerryとDeloitte、自動車や重要インフラのOSS管理や脆弱性対策で提携
富士通とトレンド、コネクテッドカーのセキュリティ対策で協業
「FireEye」が「Mandiant」に社名変更 - クラウドプラットフォームに注力
BSIグループとイエラエセキュリティ、デジタルフォレンジック分野で協業
クロスポイントとサイバーリーズン、EDRを活用したSOCサービス
ラックとMIND、「マネージドEDRサービス」の提供で協業
BSIグループとイエラエ、IoTセキュリティ分野で協業
エフセキュアと加賀FEI、IoT機器のセキュ診断で協業
ヤマハ、SMB向けUTMを発売 - 遠隔サポートで設定変更やログ確認なども対応