Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

富士通、ウイルス感染により顧客情報がネット流出

富士通は、同社従業員が所有する私用パソコンがウイルスに感染し、問い合わせをした顧客1950名の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。

同社コールセンターの従業員のパソコンから流出したもの。同社では、同コールセンターが保有するデータベースファイルであることを否定、業務のために従業員が個人的に作成されたファイルであるとしている。

同社によれば、流出した情報は、2003年4月から2004年8月までの間に、「富士通パーソナル製品に関するお問い合わせ窓口」へ問い合わせをした顧客1950名のカタカナ氏名、および電話番号など。

該当する顧客に対して個別に事実説明と謝罪をしたという。また、今後は顧客情報の持ち出し禁止をさらに強化するなど、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/01/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
能登半島地震被災地域の登録セキスペ、登録更新申請期限迫る
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
グリコでシステム障害、冷蔵食品を出荷停止 - 再開は5月中旬予定
2024年1Qの脆弱性届け出は243件 - 前四半期比約2割減
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性