Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティベンダーとAndroidマーケットでマルウェアの判断に食い違い

シマンテックは、1月27日にAndroidマーケットでマルウェア「Android.Counterclank」を発見したと発表した。運営者であるGoogleは、規約違反はないと判断して引き続き公開しており、判断がわかれている。

シマンテックがマルウェアとして公表したのは、メインのアプリケーションにデータ送信や外部からのコマンドを受け付けるコードが追加されたアプリ。

同社が以前マルウェアとして対応した「Android.Tonclank」のコードが一部修正されたものを含み、ボット型のトロイの木馬「Android.Counterclank」として対応した。

すでにダウンロードは数百万単位に及び、同社では「2012年に入ってもっとも多くダウンロードされているマルウェア」と述べている。

(Security NEXT - 2012/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
「Google Pixel」に2件のゼロデイ脆弱性 - アップデートを
スマートフォンアプリ「Yahoo! JAPAN」にXSSの脆弱性
最新Androidセキュアコーディングガイドに英語版 - JSSEC
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.49」を公開 - ゼロデイ脆弱性に対処
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
Android 14の変更点をカバー - セキュアコーディングガイド新版
MS、ブラウザ「Edge」の脆弱性を修正 - Android版は更新版を準備中
QNAP、アドバイザリ4件を公開 - 「QTS」の深刻な脆弱性など解消
「Google Pixel」や「SureLine OS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局