Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本MS、セキュリティ強化した「IE 9」の公開を開始

日本マイクロソフトは、4月26日より最新ブラウザ「Internet Explorer 9」の提供を開始した。

最新版では、フィッシング詐欺サイトの表示やマルウェアのダウンロードをブロックする機能を搭載するなどセキュリティ面を強化。またGPUの活用による表示の高速化やユーザーインターフェースを最適化したほか、機能の改善などを行っている。

同社は、同ブラウザを国外では3月15日より公開しているが、東日本大震災の発生を受け、トラフィックの増加などへの配慮から日本語版の提供を一時見合わせていた。

同社によれば、FacebookやAmazonなどワールドワイドにおいて主要250サイトなどが同ブラウザの新機能に対応。国内でもすでに25社が新機能の活用について対応を表明しているという。

(Security NEXT - 2011/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増