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検定試験の一部解答用紙を紛失、受験者全員を合格に - 全国中央会

全国中小企業団体中央会が実施した検定試験の解答用紙101人分が、所在不明になっていることがわかった。同会では、受験者310人を全員合格にするなどの措置を取ったという。

所在が不明になっているのは、同会が2010年12月5日に実施した「中小企業組合検定試験」のなかの「組合運営」科目の解答用紙101人分。これまで捜索および調査を行ってきたが発見できず、誤って廃棄した可能性があるという。

同会では、今回の紛失は運営側の過失であり、同科目の合格率は例年6割から8割であることを考慮し、受験者310人を全員合格とし、受験生全員へ同科目の理解向上に役立つ教材を無償提供するとしている。

また引き続き調査を実施し、関係する職員に対して処分を実施するほか、チェックリストの整備や複数職員による作業の実施など、再発防止策に取り組む。

(Security NEXT - 2011/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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