Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Bredolab」亜種がランクイン、メールに添付されたzipファイルに注意 - マカフィーレポート

マカフィーは、8月に同社データセンターで検知したウイルスなどの状況を取りまとめた。「Bredolab」の活動が再び活発化したほか、偽セキュリティソフトも多数確認されている。

同社がまとめたランキングによれば、検知企業数とマシン数のトップは変わらず、オートラン機能を悪用するワーム「Generic!atr」だった。また同ワームよって感染し、オンラインゲームのパスワードを盗む「PWS-Gamania」についてもランキング上位に入っている。

8月には、「Bredolab」の亜種である「Bredolab.gen.c」「Bredolab!n」があらたにランクインした。請求書や配送確認などを装ったメールにzipファイルとして添付されるケースが確認されており、感染すると偽セキュリティソフトやZbotをダウンロードする。

偽セキュリティソフト「FakeAlert」をインストールするトロイの木馬「Downloader-CEW」が、検知企業数の8位、マシン数の10位へ新規にランクインした。

(Security NEXT - 2010/09/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知