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メッセサンオー、2024人分の漏洩を確認 - 2次流出行為にけん制

ゲームの通信販売を展開しているメッセサンオーの顧客情報が漏洩した問題で、同社は流出件数や原因について明らかにした。

同社サイト「PCゲーム館」を利用した顧客に関する情報がインターネット経由で流出したもので、氏名や住所、電話番号、メールアドレスのほか、注文内容など流出した。

判明当初、流出規模は1405人分とされていたが、その後の調査で2024人分が漏洩していたことを同社が確認、引き続き調査を進めている。流出の原因は、利用していた通信販売システムの不具合としており、Googleの検索結果に流出した管理者のパスワードが悪用されたと説明している。

今回の流出では、顧客情報を含むシステムの管理画面がGoogleのキャッシュとして保存され、インターネット上から閲覧できる状態となったが、この点については同社は「原因不明」としており、Googleへ問い合わせを行っているという。

また同社では2次流出について監視を行っており、一部で検索結果の引用として流出した個人情報を意図的に拡散させようとしているサイトがあると指摘。こうした行為を中止するよう呼びかけており、見つけた場合は同社へ通報するようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2010/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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