通販顧客の個人情報漏洩で経緯を説明 - メッセサンオー

ゲームの通販を展開するメッセサンオーの顧客情報が、インターネットを介して流出した問題で、同社は事故の経緯などを明らかにした。

流出した情報は、同社サイト「PCゲーム館」を利用した顧客に関する情報。販売システムの脆弱性が原因で、検索エンジン上から閲覧できる状態となったなり、氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、パスワード、注文内容など1405人分が流出した。

顧客の指摘により事故を把握したのは3月29日で、直後にキャッシュの削除要請を行ったとしており、4月3日にほとんどの検索サイトでキャッシュの削除を確認したという。また4月2日にシステムや顧客のデータを削除したほか、「PCゲーム館」の店舗を一時閉店したほか、他サイトについても一時通信販売を休止している。

同社は、今回の流出は「PCゲーム館」の利用者に限られ、「ガールズ販売部」「コンシューマー販売部」「カオス館」「同人販売部」など別のサーバで運用していた他販売サイトで漏洩は発生していないとしている。

同社では、データが流出した顧客に対して補償を行う方針として顧客へ連絡を取っており、2次流出の監視などを進めるという。

（Security NEXT - 2010/04/07 ） ツイート

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