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多要素認証による暗号化ソフト「雪見式想起技法活用暗号装具」 - 画像へ重要データを格納する機能も

大日本印刷は、多要素認証により、データを暗号化できるソフトウエア「雪見式想起技法活用暗号装具」を提供開始した。

同ソフトは、「FeliCa」といったICカードやJPEGファイル、パスワードなど、複数の認証方式を組み合わせる多要素認証に対応した暗号化ソフト。任意の画像ファイルへ重要データを格納する機能を備えているほか、認証後に別の認証を利用者が設定できる「プライベート認証機能」を搭載している。

同社では、日本語版を3カ月間無償で提供し、6月以降は2000円で提供する予定。また英語版についても4月に公開する準備を進めている。今後は、対応するICカードの拡張や多人数で相互にデータ交換を行える「グループ機能」などの機能拡張を実施する計画。

(Security NEXT - 2010/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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