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委託先宛名シールの重ね張りでゲームソフト会社が謝罪

プレイステーション用ゲームソフトの制作会社ARIAは、登録ユーザー宛てに発送した封筒の宛名シールを、委託先が重ね張りし、受取人以外の氏名と住所がわかる状態で発送したことを明らかにした。

発送業務を受託したヤマト運輸およびアローエンジニアリングによれば、2009年12月末に発送作業を行った際、約5000通の封筒へ本来のものと異なる宛名シールを張り、正しい宛名シールを重ね張りして送付したもの。

両社では、シールを作成し直した際、元のシールを剥がすと封筒が汚れ、重ね張りで個人情報を十分隠すことができると判断し、修正テープで個人情報を隠したうえでシールを重ね張りして発送したという。

両社は、委託元へ相談を行っていなかったなど認識が甘かったとして謝罪。再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2010/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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