Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソニー製ワイアレスヘッドホンに脆弱性 - 第三者がペアリングするおそれ

Bluetooth接続に対応したソニー製の一部ワイアレスヘッドフォンに脆弱性が含まれていることが判明した。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、Bluetoothにおいて、電波の範囲内にいる第三者がペアリングし、操作が可能となる脆弱性「CVE-2020-5589」が判明したもの。音量変更などの操作が行われるおそれがあるという。

対象製品は、「WF-1000X」「WF-SP700N」「WH-1000XM2」「WH-1000XM3」「WH-CH700N」「WH-H900N」「WH-XB700」「WH-XB900N」「WI-1000X」「WI-C600N」「WI-SP600N」。

東京工業高等専門学校が情報処理推進機構へ脆弱性を報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。ソニーより脆弱性を修正したファームウェアが公開されており、アップデートを呼びかけられている。

(Security NEXT - 2020/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中