Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WP向けプラグイン「Paid Memberships Pro」にSQLi脆弱性

WordPress向けプラグイン「Paid Memberships Pro」に「SQLインジェクション」の脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。

データベース内の情報を取得したり、操作することが可能となる「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2020-5579」が明らかとなったもの。ただし、同脆弱性を悪用するには管理画面へのアクセスできる権限が必要となる。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同脆弱性は三井物産セキュアディレクションの奥野健一氏により情報処理推進機構(IPA)へ報告されたもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

開発者は、同脆弱性やエスケープ処理の強化などセキュリティ面の修正や、複数のバグに対処した「2.3.3」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消