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狙われる「新型コロナ研究情報」、英米政府が注意喚起 - 脆弱なVPNやパスワードが標的に

また「パスワードスプレー」攻撃も展開されていると指摘。攻撃対象となる組織のメールアカウントを「パスワードスプレー」攻撃によって侵害し、組織の「グローバルアドレス一覧(GAL)」を取得後、別のアカウントに「パスワードスプレー」攻撃を行うケースを確認したという。

被害を防ぐため、CISAとNCSCでは、VPNをはじめ、リモートワークなどに用いるネットワーク機器において、最新のセキュリティパッチを適用し、脆弱性を解消するよう呼びかけた。

また多要素認証の活用、管理インターフェースの保護、ログの収集などを通じた監視、インシデント管理ポリシーおよびプロセスの実施など、対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/05/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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