Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IPA、「情報セキュリティサービス基準」リストを更新 - 新登録45社

情報処理推進機構(IPA)は、経済産業省が策定する「情報セキュリティサービス基準」へ適合したセキュリティサービスのリストを更新した。

「情報セキュリティサービス基準」は、セキュリティサービスについて、利用者側で品質を判断するための情報が不足しているとして、第三者が客観的に品質を審査するため、経済産業省が策定したもの。

技術要件、人員やマニュアルの設置と言った品質管理要件について基準を設けており、審査登録機関の責任のもと、サービスに対する審査を実施。適合判定を受けた場合は、各審査機関の登録台帳に登録され、さらに「誓約書」を同機構へ提出することで同機構のリストに掲載される。

今回、「情報セキュリティ監査サービス」と「脆弱性診断サービス」がそれぞれ18社、「デジタルフォレンジックサービス」4社、「セキュリティ監視、運用サービス」5社が4月7日付で登録された。

なお同機構では、リストの掲載にあたり、サービス基準適合性について再確認や検証を行っていない。リストに掲載されたサービスや事業者の保証などを行うものではないとしている。

(Security NEXT - 2020/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「サイバーセキュリティお助け隊サービス」に新サービス類型
政府が「サイバーセキュリティ2023」を決定 - SBOMを推進、国内製センサーの導入も
「セキュリティお助け隊サービス」の登録申請を受付 - IPA
「情報セキュリティサービス基準」、2020年度1Qの募集が開始に
経産省策定基準の適合セキュリティサービスリストを公開 - IPA
「情報セキュリティサービス基準適合サービス」が100件を突破
「情報セキュリティサービス基準」の適合サービスリストを公開 - IPA
IPA、セキュリティサービスの基準適合リストを作成へ - 審査機関も募集
経産省、「情報セキュリティサービス基準」を策定 - IPAが台帳作成へ
主要10社により日本セキュリティオペレーション事業者協議会が発足