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2020年1Qセキュ相談、4.8%減 - 「不正ログイン」などの相談は増加

2020年第1四半期に情報処理推進機構(IPA)の相談窓口へ寄せられたセキュリティに関する相談件数は、前四半期から4.8%減少した。一方で、「不正ログイン」に関する相談などは増加している。

同機構によれば、同四半期に寄せられたセキュリティ関連の相談件数は2997件。前四半期の3147件から4.8%減少した。2019年以降、3000件前後で推移する状況が続いている。

今回、相談件数全体の減少を後押ししたのは、アダルトサイトや性的な映像を閲覧している映像を入手したなどとして仮想通貨をだましとるセクストーションまがいの迷惑メールに関する相談で、前四半期の168件から40件となり、76.2%減となった。

また「ワンクリック請求」に関する相談についても、前四半期の66件から13.6%減少し、57件となっている。

(Security NEXT - 2020/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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