AMEXのフィッシング攻撃に注意 - 「異なる端末でアクセス確認」とだます手口
アメリカン・エキスプレスを装うフィッシング攻撃が確認されているとして、フィッシング対策協議会が注意を呼びかけている。
同協議会によれば、問題のフィッシングメールでは、アカウントにおいて異なる端末からのアクセスが確認されたなどと説明。セキュリティの強化や再開手続きなどを口実に偽サイトへ誘導していた。
複数の件名やURLが用いられており、誘導先の偽サイトでは、ユーザー名、パスワード、セキュリティコードを含むクレジットカード情報、暗証番号などをだまし取る。
4月7日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃へ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/04/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
フィッシングURLが前月比約84%増 - 使い捨てURLを悪用
水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
健康器具メーカーのインスタアカが乗っ取り被害 - フィッシングで
警察庁、サイバー被害のオンライン通報窓口を設置 - 相談なども対応
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増