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4社に1社、パッチ適用頻度は数カ月に1度

不正ログイン対策は、同一ID、パスワードを固定した繰り返し入力の規制が31.4%、正規の利用者が使用する通信端末機器の事前登録が19.6%。

同一IPアドレスから誤ったIDやパスワードの繰り返し入力を規制しているとの回答が18.3%と僅差で続く。約3分の1にあたる34.6%は「特に行っていない」と答えた。

標的型攻撃への対策を見ると、55%が「添付ファイルなどに対する個別対策を実施」していると回答。「標的型攻撃に関する教育」が49.5%、「標的型攻撃への対応訓練」が32.4%だった。17.6%は上司への即時報告などマニュアル化を進めているという。

ビジネスメール詐欺については、「知っていた」が86.0%と9割近くが認知しており、「知らなかった」は12.3%。

「対策済み(27.8%)」と「対策を検討中(25.9%)」をあわせると、半数強が対策に乗り出しているが、一方で31.9%は「対策はしていない」と回答している。

(Security NEXT - 2020/03/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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