Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中堅企業4社に1社、直近3年間にセキュ事故経験

移行における課題は、移行作業にかかる人手が5割を占めている。「ひとり情シス」「ゼロ情シス」の割合は37.4%で、前年から0.1ポイント減とほぼ横ばいだった。

デジタル化に関する予算の状況を見ると、「増加傾向」「増加計画あり」が48.8%と約半数を占めた。一方デジタル化の取組状況では、「他社と比べてある程度進んでいる」「かなり進んでいる」は20%にとどまった。

バックアップからのシステム復旧については、53%の企業が「自信がない」と回答。バックアップで抱える課題については、「バックアップデータの増加」が50.7%だった。

BCPについて策定済み、または策定中とする企業は41.6%で、前年から2ポイント増加。IT予算に占めるBCP対策費用の割合を見ると、1〜10%が61.9%、11〜30%が15.4%だった。BCP投資ゼロの企業が、前年から9ポイント減となっている。

(Security NEXT - 2020/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「SECURITY ACTION」の宣言事業者、約4割が効果を実感
経営者が想定すべきインシデント発生時のダメージ - JNSA調査
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
JNSA、2023年10大ニュースを発表 - 事件事故の背景に共通項も
ランサムウェア感染組織の平均被害金額は2386万円 - JNSA調査
Pマーク事業者の個人情報関連事故報告、前年度の約2.3倍に
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
宣伝会議、不祥事ランキングを公表 - 求められる迅速な誠意ある対応
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増