Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

知人からのメール装い感染狙うランサムウェア「Mailto」に注意

メールアカウントを侵害し、アドレス帳などで得られた知人の情報をもと攻撃を試みるランサムウェア「Mailto」についてセキュリティ機関が注意を呼びかけている。

危険性が指摘されている「Mailto」は、ランサムウェアファミリー「KoKo」に属し、別名「Kazakavkovkiz」としても知られるランサムウェア。「Netwalker」とも同一のマルウェアであると指摘されている。

注意喚起を行ったオーストラリアのサイバーセキュリティセンター(ACSC)によれば、同マルウェアに関する情報は限られているが、攻撃者はフィッシングやパスワードスプレー攻撃でメールアカウントを奪取。アドレス帳に掲載されたメールアドレス宛にマルウェアを送信して感染を試み、感染後は、ネットワーク内部でラテラルムーブメントにより拡散することが明らかになっているという。

ACSCでは、同ランサムウェアに関する「IoC」情報を公開。脆弱性の修正やバックアップの実施、最新セキュリティ製品によるエンドポイントや通信、メールのスキャン、ネットワークのセグメント化、同センターの推奨事項となっている「Essential Eight」の実施などを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/02/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セキュ投資少ない企業、インシデント潜在化のリスク
高校でランサム被害、セキュリティ強化するも再発 - 川崎市
パッチ適用で終わらぬ「Pulse Secure」脆弱性 - 数カ月後に侵害されたケースも
中堅企業4社に1社、直近3年間にセキュ事故経験
ZyXELのNAS製品にゼロデイ脆弱性 - 悪用コードが闇市場に
2019年のマルウェア届出は259件 - 18件で被害
Android向け不正送金マルウェアが進化 - 海外へSMS送信
2割弱の中小企業が被害経験 - 「攻撃対象となる可能性高い」6.2%
IPAが「10大脅威2020」を発表 - 「内部不正」「IT基盤の障害」など順位上昇
2018年「セキュリティ10大脅威」 - 注目高まる「サプライチェーン攻撃」