Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メルアカ2件に不正アクセス、不正転送など発生 - 農工大

東京農工大学は、同大のメールアカウントが不正アクセスを受け、情報漏洩や不正なメールの送信に悪用されたことを明らかにした。

同大によれば、教職員が利用するメールアカウント2件が不正アクセスを受け、情報漏洩や不正なメール送信が行われたことが2019年10月に判明したもの。

不正アクセスを受けた1件のメールアカウントでは、受信したメールが外部のメールアドレスへ自動的に転送されるよう設定が変更されていた。

2019年10月8日に、アカウントを利用する職員から、送信した記憶がないメールが配送不能として返信されているとの報告があり、調査を行ったところ、被害が判明した。

設定が変更された同年4月6日から10月8日までの約6カ月間にわたりメールは転送されており、学生や学外関係者409人分と、学内教職員のべ4044人分の氏名や電話番号、メールアドレスなどが含まれていた。

(Security NEXT - 2020/02/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

問合フォームに別人の個人情報、キャッシュ設定不備で - ソフト開発会社
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社
トヨタの社用車管理サービスに不正アクセス - 原因は古いアクセスキー