マルウェア感染でなりすましメールが送信 - 広告代理店
静岡県で広告代理店を展開しているライフは、同社端末がマルウェアに感染し、関係者に対して同社をかたるメールが送信されているとして注意を呼びかけている。
同社によれば、1月17日に同社端末がマルウェアに感染していることが判明したもの。同社内でなりすましメールを受信したことから、調査を行ったところ、被害が判明した。
マルウェアの感染により、端末内部に保存されていたメールの送受信履歴が外部へ流出。やりとりがあったメールアドレスに対し、過去にやり取りされたメールの内容を引用したなりすましメールが送信されているという。
同社では、マルウェアへ感染した端末の廃棄や初期化を実施。パソコンやサーバにおけるマルウェアの駆除や、なりすましメールが送信された同社ドメインを含むメールアカウントの運用を中止し、アカウントを削除。別途ドメインを取得した。
今後も同社を装ったなりすましメールが送信されるおそれがあり、受信した場合は、本文中のURLや添付ファイルを開かず、削除するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/02/04 )
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