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2019年4Qは脆弱性の届け出が半減 - ウェブ関連が大幅減

ソフトウェアに関する脆弱性の内訳は、「スマートフォンアプリ」が16件でもっとも多く、次いで「ウェブアプリケーションソフト」が13件だった。脆弱性の原因は「ウェブアプリケーションの脆弱性」が24件で最多。「その他実装上の不備」が21件で次に多かった。

同四半期に脆弱性の修正が完了し、「JVN」で公表したソフトウェア製品は24件で累計は2034件。あらたに「連絡不能開発者」として公表された製品開発者名はなく、累計公表件数は前四半期と同じく251件だった。

一方、ウェブサイト関連の脆弱性では「クロスサイトスクリプティング」が64件で最も多く、次いで「SQLインジェクション」「ファイルの誤った公開」が各3件だった。

同四半期に修正を完了したウェブサイトは94件で、累計は7726件。同四半期の修正が完了したウェブサイトのうち、90日以内に修正が完了したのは89件で95%を占める。

90日以内に修正が完了した累計件数は5152件で、全体に占める割合は67%。前四半期から1ポイント上昇している。

(Security NEXT - 2020/01/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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