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従業員の顧客情報漏洩、金銭目的や強要否定 - 北洋銀

北洋銀行は、同行従業員が顧客情報を漏洩していた問題で調査結果を取りまとめ、4件の情報流出に関与したことを明らかにした。

問題の従業員は、顧客の求めに応じて別の顧客の情報を提供していたもので、同行では12月3日に事態を公表。同従業員に対する聞き取り、机やロッカー、業務記録やシステム利用履歴などの身辺調査、他従業員、漏洩先からのヒアリングなど調査を進めていた。

同行は、今回漏洩した情報は札幌市内の法人1社とその代表者、および関連法人2社の計4件の情報であり、札幌市内の法人1社に対して提供されたものと説明。残高を含む入出金明細の印刷物、同行との取引状況、面談予定などの情報が含まれる。

漏洩先へのヒアリングでは、受領した印刷物はシュレッダーで処分しており、別の第三者に対する情報提供は行っていないとの回答だったという。

情報が漏洩した理由について、同従業員に重大な問題であるとの認識がなかったことを挙げ、強要されたり、金銭目的によるものではなかったと否定。同従業員に対しては厳正に処分するとしている。

(Security NEXT - 2019/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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