Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2019年3Q、「JVN iPedia」の新規登録は4999件 - 制御システム関連が累計2000件超に

登録された脆弱性の種類では、「クロスサイトスクリプティング」が847件で最多。「不適切な入力確認」が503件、「バッファエラー」が409件、「情報漏洩」が354件と続く。

製品別の登録状況を見ると、サーバ管理ソフトの「cPanel」が315件でもっとも多かった。

2位は「Windows Server」で146件、3位は「Windows 10」で145件。上位20製品のうち12製品がOSで、9製品が「Windows」関連だった。

産業用制御システムの脆弱性情報は208件で、前四半期の133件を上回った。累計登録数は2177件となった。

20191023_ip_002.jpg
2019年第3四半期に登録された脆弱性の種類(グラフ:IPA)

(Security NEXT - 2019/10/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
ランサムリークサイト、年間約4000件の投稿 - 身代金支払うも約2割で反古
先週注目された記事(2024年3月3日〜2024年3月9日)
先週の注目記事(2024年2月25日〜2024年3月2日)
「WordPress」における不用意な露出に注意 - 攻撃の糸口となることも
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
脆弱性の届出が大幅増 - ウェブサイト関連は前四半期比2.2倍に
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
2023年4Qの「JVN iPedia」登録、前四半期の約1.6倍に
OSSコミュニティ、脆弱性修正に3カ月弱 - 4年で半数が終了