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国内の「MS 365」「Azure」普及推進でアライアンス - 日本MSら33社

日本マイクロソフトは、クラウドネイティブ時代におけるセキュリティ対策への移行と実装を目指すとして「Microsoft Digital Trust Security Alliance」を発足した。

同アライアンスには、「Microsoft 365」「Microsoft Azure」を基盤としたセキュリティソリューションに取り組むパートナー企業24社と、日本マイクロソフトを含む幹事企業9社をあわせた33社が参加。

日本特有のセキュリティの考え方から脱却したあたらしい時代を見据え、企業のデジタルトラストを実現を目指すとし、日本の事情を踏まえた上で関連するセキュリティ対策ソリューションの普及促進を目指す。

具体的には、「Microsoft 365」と「Azure」を基盤としたセキュリティの導入支援ガイドの作成。アライアンス連携を通じたセキュリティ、コンプライアンスの早期導入支援、導入事例の公開を進めていく。

「Microsoft 365」と「Azure」のセキュリティ機能を組みあわせ、「Microsoft Graph API」を用いたソリューションの開発支援を行うほか、ユーザー企業向けにセミナー、トレーニングの提供、セキュリティ技術者の育成などを進めていく。

(Security NEXT - 2019/10/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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