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顧客情報320件含む書類が所在不明、誤廃棄の可能性 - ソニー損保

ソニー損害保険は、顧客情報320件が記載された保険金支払いに関する書類が所在不明になっていることを明らかにした。

紛失したのは、2007年5月に保険金の支払いが完了した契約に関する書類135件。顧客情報320件が記載されていた。5月29日に保険金支払いにおける適正性の点検作業を行った際、保管場所からなくなっていることに気が付いたという。

書類によって含まれる情報は異なるが、氏名については320人分すべてが含まれる。そのほか、291人については住所と電話番号の双方、もしくはいずれか、さらに92人については口座番号が記載されていた。また109人については診断書および診療報酬明細書なども含まれる。

同社では書類管理の状況から社外へ持ち出した可能性は低いとし、誤って廃棄処理した可能性が高いと結論付けている。また、紛失した情報の不正利用などは確認されていない。同社では対象となる顧客に対し、個別に説明と謝罪を行う。

(Security NEXT - 2009/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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