Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

注意喚起で掲載した架空請求ハガキに個人情報 - マスキング不十分で

神奈川県は、架空請求の注意喚起を行うため、同県ウェブサイトに掲載していた写真に、個人情報が含まれていたことを公表した。

同県によれば、消費生活課では、架空請求ハガキなどを送りつけてくる事業者名を実物写真とあわせて公開しているが、3月27日から9月12日にかけて個人情報のマスキング処理が不十分な状態の写真を公開していたという。

9月12日に封筒の宛名に関する墨塗り処理が適切に行われていないとの指摘が寄せられ、問題が発覚。容易にマスキング処理を外すことができる状態だったという。

今回の問題を受けて同県では封筒の写真を削除。対象者に説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2019/09/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

開示文書の墨塗り処理に不備、個人情報など参照可能 - 埼玉県
会議録のマスキングに不備、個人情報が閲覧可能に - 加東市
統合型リゾート(IR)の公開資料で墨塗り処理に不備 - 観光庁
政務活動費収支報告書の関連書類でマスキング漏れ - 鹿児島市
いじめ調査報告書の関連文書、墨塗り処理に不備 - 埼玉県
行政指導後の総点検で共用システムのさらなる不備が判明 - 中国電力
情報公開で個人情報含む原本を誤送付 - 神奈川県
提供した資料のマスキング部分が閲覧可能に - 東京都
電柱敷地所有者の個人情報含む帳票が所在不明 - 中電ネット
大阪市の公開資料にコロナ患者管理システムのパスワード - 2段階認証の盲点も