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LINEのフィッシング報告が増加 - URL変化させながら次々と

やや不自然な言い回しが散見されるフィッシングメールの本文では、公式アカウントから警告メッセージが届いた場合も、自分の操作に起因するものであるなどとだまし、無視して作業を進めるよう指示。

さらに「認証有効期限」などとしてビジネスアワーにリンクへアクセスするよう求めていた。メールによって指定する時間が異なる場合があり、入力を待ち構える攻撃者の稼働時間帯である可能性もある。

また一部はHTMLメールを利用し、閲覧者側の表示には影響が出ないようにしつつ、本文に無意味な文字を多数挿入していた。

具体的には、ブランド名が「LqINrE」「cLwINE」となっていたり、「異常ロjグイン」「アカウeント」といった文字列となっており、セキュリティ対策製品による解析や検知を避ける狙いがあると見られる。

(Security NEXT - 2019/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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