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同意なしで信用情報取得、営業に利用 - 鹿児島信金

他金融機関による融資の際、信用情報の照会履歴が残っていると、融資が実行されていないことから、同金庫が否決する事情を把握していると判断され、融資が行われないなど不利にはたらく可能性があった。

同金庫では、職員において個人情報の取り扱いに対する認識が甘く、消費者ローンにおける営業計画を達成するために行われていたと原因を説明している。

問題の照会履歴は、すでに削除されているという。同金庫では、2017年10月以降の対象顧客については、4月8日より訪問して事情の説明や謝罪を行っている。1087件についてはすでに了承を得ており、特に苦情などは確認されていないという。

(Security NEXT - 2019/08/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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