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国内組織の意図せぬ従業員情報がネット上で流通

同社によると調査対象中、1802件のドメインでいずれかの情報を確認。1ドメインあたり平均168件だった。

406ドメインについては、データが出回っていなかった。一方1691ドメインに関しては1〜500件のデータが確認されている。

75ドメインで501件~1000件、29ドメインで1001〜5000件のデータを確認。さらに5万1件以上のデータが流通しているドメインも2件あった。

個々のデータにおける真偽は未確認。組織のシステムより流出したものより、従業員が登録したサービス経由で流出したと見られるケースが目立ったという。

またすでに退職した従業員のIDやメールアドレスをはじめ、現時点で存在しないデータなど、データの多くには過去に流出したデータも含まれていたとしている。

(Security NEXT - 2019/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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