Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Interop Tokyo 2019が開幕 - 「Best of Show Award 2019」が決定

今回、世界初お披露目となった「Juniper JATP400」は、セキュリティ製品のログ情報を集約して脅威をリアルタイムに可視化。API連携により初動対応なども支援する製品。同イベントの目玉である実証環境「ShowNet」でも脅威の可視化を行っている。

一方、「Sift」はウェブサイトの不正利用を防止するソリューション。Twitterなどもすでに導入している。約1万6000の特異点を機械学習して閲覧者の行動を解析。eコマースサイトにおける不正決済のほか、なりすましによる不正ログインなどへの対策に活用できる。

準グランプリは3製品、タニウムのエンジンをベースに、独自のインタフェースを実装し、組織内端末の脆弱性を可視化する富士通の「FUJITSU Managed Infrastructure Service FENICS CloudProtect リアルタイム可視化サービス」が受賞した。

さらにA10ネットワークスが同イベントにあわせて投入したDDoS対策製品「A10 Thunder 14045 TPS」や、フォーティネットジャパンのUTM製品「FortiGate 3601E/3401E」が入賞している。

さらに3製品が審査員特別賞を受賞。DNSベースで不正サイトへのアクセスを遮断するソリトンシステムズの「Soliton DNS Guard」をはじめ、IoT製品においてコードインジェクションなどからメモリを保護するアズジェントの「Karamba XGuard CFI」、音声によるマスキングで会話内容を秘匿するヤマハのスピーチプライバシーシステム VSP-2」が選出された。

(Security NEXT - 2019/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Interop Tokyo」が開催中 - 「Best of Show Award」も発表
第30回となる「Interop Tokyo 2023」、6月中旬に幕張で開催
今年も人気、Interop Tokyoの「ShowNet」 - 外部接続は1Tbps超
Interop Tokyoが幕張メッセで開幕 - 「Best of Show Award」が発表
Interop Tokyo、6月15日より幕張メッセで開幕 - 今回で第29回目
「Interop Tokyo」の「ShowNet」解説イベント、4月22日にオンライン開催
Interop Tokyo、セキュリティ部門で4製品がアワードを受賞
4月に「Interop Tokyo 2021」、会場開催も - テーマは「DX」
「Interop Tokyo」がオンラインイベント開催 - アワード発表も
「Interop Tokyo 2017」が開催中 - セキュリティ関連ブースをチェック