Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS月例パッチ 、脆弱性74件を修正- 悪用確認済みのゼロデイ脆弱性にも対応

マイクロソフトは、2月の月例のセキュリティ更新を公開した。「Adobe Flash Player」の脆弱性を除き、CVEベースで74件の脆弱性を修正している。

20190213_ms_001.jpg
アップデート情報を確認できるマイクロソフトのセキュリティ更新プログラムガイド

今回のアップデートは「Windows」や同社ブラウザ「Internet Explorer」「Microsoft Edge」をはじめ、「Office」「Exchange Server」「ChakraCore」における脆弱性に対処した。

さらに「.NET Framework」「Visual Studio」「同Code」「Azure IoT SDK」「Microsoft Dynamics」「Team Foundation Server」の脆弱性を修正。同日公開された「Adobe Flash Player」の脆弱性に対しても、アップデートを実施している。

脆弱性の最大深刻度は、4段階中もっとも高い「緊急」の脆弱性が20件、次いで深刻度が高い「重要」が51件。さらに1段階低い「警告」が3件だった。

(Security NEXT - 2019/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
「WordPress」向けのマルウェア対策やWAFプラグインに脆弱性 - 公開中止に
Cisco、「IOS XR」に関するセキュリティアドバイザリ7件を公開
「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開
ファイル転送製品「FileCatalyst」に深刻な脆弱性 - 2023年8月の更新で修正
SonicWallの「SonicOS」やメールセキュリティ製品に脆弱性
ビデオ会議サービス「Zoom Rooms」に複数の脆弱性