Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

監査法人から財務情報や個人情報最大2万件が盗難 - アパマンショップHD

アパマンショップホールディングスは、同社の会計監査人である霞が関監査法人において、同社の財務関連情報や個人情報などが保存されたパソコンの盗難が発生したと発表した。

3月9日19時ごろ、同監査法人の職員が新宿区の喫茶店においてノートパソコン1台を鞄ごと盗まれたもの。被害に遭ったパソコンには、アパマンショップHDグループの財務関連情報のほか、氏名や取引情報など最大2万2792件の個人情報が保存されていた。

霞が関監査法人では警察へ被害を届けているが、パソコンに含まれる情報の不正利用などは確認されていない。またアパマンショップHDに対し、パスワードを設定しているため、情報が外部へ漏洩する可能性は低いと説明しているという。

アパマンショップHDでは、詳細について調査しており、個人情報がパソコンに保存されていた関係者の特定や事故報告など対応を進めている。また、同監査法人に対し再発防止策を指示した。

(Security NEXT - 2009/04/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

車上荒らしで会計関連データ含むPCが盗難 - 新日本有限責任監査法人
厚労省、日本年金機構問題で「検証参与」を任命
セミナー案内メール誤送信でアドレス343件流出 - 新日本有限責任監査法人
監査関与先企業の取引先情報など含むUSBメモリを紛失 - トーマツ
監査関与先6社の顧客情報や社員情報含むPCが盗難被害に - あらた監査法人
監査先の会計情報や個人情報を地下鉄車内で紛失 - 新日本有限責任監査法人
三優監査法人、22社分の財務情報を置き引き被害 - 個人情報最大3万5000件も
会計監査人でPC盗難、個人情報含む会社資料を紛失 - すみや
職員の私用パソコンから24社分の業務資料がWinny流出 - トーマツ
監査関与先情報を保存したパソコンが中国国内で置き引き被害 - みすず監査法人