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県営住宅の入居者情報や家賃滞納記録などを紛失 - 鳥取県

鳥取県の職員が、県営住宅入居者の個人情報や家賃滞納金の管理情報などが記録されたUSBメモリを、出張先で紛失したことがわかった。

所在が不明となっているメモリには、県営住宅15団地に入居している243世帯に関する個人情報や滞納金管理状況の記録が保存されていた。2007年3月時点の入居世帯主の氏名、入居年月日、部屋番号、家賃額のほか、2006年3月から2007年3月までの間に滞納金があった入居者の記録などが含まれる。

3月11日、行政監察監建設事業評価室の職員が米子に出張した際、USBメモリを入れていたセカンドバッグごと紛失。同日中に米子駅や警察へ被害を届け出た。同県では、県外転出者も含め関係者に説明と謝罪を行っている。

同県では、USBメモリの取り扱いに関する規定をまとめた要領案を用意している最中だったという。同県では今回の事故を受け、運用開始の準備を進めているという。

(Security NEXT - 2009/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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