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JALのBEC被害、ビジネスパーソン認知度は25.4% - 「漫画村」は33.5%

次に認知度が高かったのは、情報処理推進機構なども繰り返し注意喚起を行っている佐川急便をかたるフィッシングメールで、認知度は38.1%。

海賊版サイト「漫画村」の社会問題が33.5%、アダルトサイトの閲覧を周囲に暴露するとだます詐欺メールが30.6%で続いた。

また2017年12月に報じられた日本航空(JAL)が「ビジネスメール詐欺(BEC)」の被害に遭い、金銭をだまし取られた事件の認知度は25.4%にとどまる。

今回の調査で調査対象となったトピックは以下のとおり。

・Uberによる個人情報漏洩の隠ぺい
・JALによるビジネスメール詐欺(BEC)被害
・海賊版サイト「漫画村」による社会問題
・コインチェックにおける仮想通貨流出
・平昌オリンピックでの「Olympic Destroyer」による障害
・北朝鮮グループ「APT37」によるサイバー攻撃
・Netflixをかたるフィッシングメール
・ポルシェジャパンへの不正アクセス
・小3男児がマルウェアを作成、動画投稿サイトに公開
・セゾンNetアンサーをかたるフィッシングメール
・ルーターに対するサイバー攻撃で不具合多発
・日本郵便を装うフィッシングサイト
・監視カメラの乗っ取り被害
・ルータにおけるマルウェア「VPNFilter」の感染
・Amazon偽サイトへ誘導するAppleのフィッシングメール
・LINEをかたるフィッシングメール
・インシデント相次ぐFacebook
・ツイッターが偽アカウントを一斉削除
・佐川急便をかたるフィッシングメール
・拡張子「.iqy」ファイルが添付されたメールの大量送信
・アダルトサイト閲覧を暴露するとだます詐欺メール

(Security NEXT - 2018/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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