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金融庁、100社参加の横断的演習を実施 - 仮想通過取引所やFX事業者が初参加

金融庁は、「金融業界横断的なサイバーセキュリティ演習(Delta Wall Ⅲ)」を、10月22日から26日にかけて実施している。約100社が参加する見込み。

同演習は、「自助」「共助」「公助」を掲げ、金融業界における横断的なセキュリティの確保を目指したもの。3回目となる今回は、最近の脅威動向を踏まえ、仮想通貨取引業者とFX事業者などを追加し、約100社が参加。特に中小金融機関におけるインシデント対応力の底上げなどを図りたい考え。

同演習では、ウェブサイトの改ざんや、オンラインサービスに対するDDoS攻撃など、具体的なシナリオを活用。組織内外との連携を図りながら対応を進める。共通のシナリオにくわえ、業務の特性を反映した業態ごとのシナリオも用意。地銀や第二地銀については、シナリオの骨子を事前に開示しない「ブラインド方式」による演習も実施する。

対応能力の向上が図れるよう、事後評価に力を入れるほか、演習後は業界全体に結果をフィードバックしていく。

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演習で活用されるシナリオ例(画像:金融庁)

(Security NEXT - 2018/10/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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