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不正DNSへ変更する「GhostDNS」、10万台以上が被害 - 70種類以上のルータが対象

くわえて「DNSChanger」には、利用するプログラミング言語が異なる「Shell DNSChanger」「Js DNSChanger」「PyPhp DNSChanger」と3種類のサブモジュールが存在。

これらサブモジュールには、あわせて100以上の攻撃スクリプトが搭載されており、70種類以上のルータに対する攻撃へ対応。インターネットやネットワーク内部のルータに対して攻撃することが可能となっていたという。

「Shell DNSChanger」では、21種類のルータやファームウェアで動作する25種類のシェルスクリプトを搭載。サードパーティのプログラム「Fast HTTP Auth Scanner v0.6」でスキャンを実行し、ウェブ認証ページからブルートフォース攻撃を実施する。

またフィッシングサイトなどに埋め込んで利用する「Js DNSChanger」は、6種類のルータやファームウェアを対象としたスクリプトを搭載していた。

(Security NEXT - 2018/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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