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警察庁把握の標的型攻撃メール、前期から半減するも高水準 - 「Excelファイル」が約半数

標的型攻撃メールのなかでも同じ文面が10カ所以上に送付され、同庁が「ばらまき型」と定義する攻撃が全体の87.1%を占めた。

2014年下半期以降、「ばらまき型」が8割後半から9割と多数を占める傾向が続いている。

送信先となったメールアドレスは、インターネット上で公開されていないものが85%を占めた。また96%で送信元メールアドレスが偽装されていたという。

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「ばらまき型」「ばらまき型以外」の推移(グラフ:警察庁の発表をもとに作成)

(Security NEXT - 2018/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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