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Linuxカーネルに脆弱性「Mutagen Astronomy」、PoCが公開 - 「RHEL」「CentOS」に影響

今回の問題を受け、同社より脆弱性の報告を受けたRed Hatは、「Red Hat Enterprise Linux 6」「同7」「MRG 2」に影響があると説明。

ただし、32ビットシステムには影響せず、メモリの搭載量が32Gバイト未満の場合は、影響を受ける可能性が低いとしている。

Red Hatでは、緩和策を案内。将来的なカーネルのアップデートで脆弱性を解消する予定だという。

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Red Hatによる脆弱性「CVE-2018-14634」のCVSS v3による評価

(Security NEXT - 2018/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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