ソフトウェアPLC「INplc-RT」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
マイクロネットの「プログラマブルロジックコントローラ(PLC)」である「INplc」に複数の脆弱性が含まれていることが判明した。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「INplc-RT」に、任意のコード実行が可能となるバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-0668」をはじめ、認証不備や権限の昇格など、複数の脆弱性が判明したもの。
また同製品にくわえ、「INplc SDK Express」「INplc SDK Pro+」のインストーラには、細工されたDLLファイルを読み込むおそれがある脆弱性「CVE-2018-0667」が含まれる。
これら脆弱性は、白木光達氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
マイクロネットでは、アップデートを用意。またインストーラの脆弱性に関しては最新版で修正済みだという。
(Security NEXT - 2018/09/10 )
ツイート
PR
関連記事
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正