Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大手企業の約9割、サイバー攻撃対応に自信 - 5割超で演習など実施

回答者の84%は、危機管理プランを策定済みとしており、59%は自社だけでなく取引先の危機管理計画についても検証すると答えた。

サイバー攻撃へ十分対応できると考えている回答者は87%にのぼり、53%は過去3年間にサイバー攻撃に備えてシミュレーションによる演習を実施したと回答。システム障害についても50%と半数が実施していたという。

ただし、危機の種類によって演習の実施状況にばらつきが見られた。サイバー攻撃対策がもっとも実施率が高く、自然災害や労働災害は3割強、企業スキャンダル、ストライキ、テロ攻撃に関しては2割に届かなかった。

20180810_dt_001.jpg
各危機における対応への自信と訓練の実施状況(グラフ:DTT)

(Security NEXT - 2018/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メタバース内に「警視庁サイバーセキュリティセンター」を開設
7月に「サイバー防衛シンポジウム熱海2023」開催 - あらたな「サイバー戦」テーマに
宣伝会議、不祥事ランキングを公表 - 求められる迅速な誠意ある対応
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
サイバー防衛シンポ熱海2021、12月にハイブリッド開催
情報漏洩インシデント時における広報対策セミナー - JSSEC
デロイトトーマツと日大、クライシスマネジメント分野で連携 - 政策提言なども視野に
危機管理ソリューション市場、2021年度には1兆円超に拡大
警察庁、「伊勢志摩サミット」でのサイバーテロを警戒 - 開催地域に限らず日本全国が標的に
印象が悪かった不祥事ランキング - 年金機構問題が6位