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2018年2Qのインシデント件数は減少 - サイト改ざんなどは増加

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インシデントのカテゴリ(グラフ:JPCERT/CC)

インシデントの内訳を見ると、「スキャン」が1255件で前四半期の1845件から目立って減少した。

一方、「フィッシングサイト」は前四半期の924件を上回る1214件。

「ウェブサイト改ざん」も320件と、前四半期の268件を上回った。「マルウェアサイト」も同様に増加傾向が見られ、前四半期の63件から89件に増加している。

一方、「DoS/DDoS」と「制御システム関連」は、同四半期中は0件。「標的型攻撃」は、前四半期を3件上回る9件だった。

(Security NEXT - 2018/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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