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「Spectre」「Meltdown」と類似した脆弱性2件が判明 - 数週間以内に更新予定

Intelでは、「Spectre」「Meltdown」の判明以降、バグバウンティプログラムを拡張しており、SYSGOの研究者が「CVE-2018-3640」を報告。またGoogle Project ZeroやMicrosoftの研究者からそれぞれ「CVE-2018-3639」について報告を受けたという。

「CVE-2018-3640」では、タイミングサイドチャネル攻撃により、ローカルユーザーのアクセス権を持つ攻撃者によってシステムレジスタを読み取られ、取得されるおそれがある。

一方「CVE-2018-3639」は、投機的ストアをバイパスされる脆弱性で、アクセスに特権が必要となる任意のデータやシステムレジスタ値を読まれるおそれがある。

実際にブラウザで動作するコードは確認されていないが、ブラウザで動作するJavaScriptのようなランタイムで悪用される可能性があるという。

(Security NEXT - 2018/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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