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複数の教委公開文書で個人情報の墨塗り処理にミス - 大阪市

さらに同市教委では今回の問題を受けて調査を実施したところ、2017年12月5日に公開した団体要望書1件について、団体関係者の氏名、住所、電話番号の墨塗り部分が同様の状態になっていることが判明した。

同資料に対しては、問題が判明し、公開を中止した5月2日までに91件のアクセスがあった。同市ではデータを削除し、対象となる団体関係者に謝罪している。

また同市では、市内の小学校で児童1人の指導要録写しおよび健康診断票が所在不明となっていることを明らかにした。3月23日に判明したもので、児童や保護者の氏名、住所、入学と転学の年月日、転学学校名のほか、学習や行動の記録、健康診断の内容などが含まれる。

同校では児童の自宅を訪問。事情を説明、謝罪している。

(Security NEXT - 2018/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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