Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google、「Windows 10」のゼロデイ脆弱性を公開 - セキュリティ機能をバイパス

Google Project Zeroでは、1月19日に同脆弱性をMicrosoftへ報告。報告から90日が経過したことから、ポリシーに従い、4月19日に実証コードを公開した。

同チームによると、Microsoftは、これまでに見たことがないコードの関係だとし、脆弱性の公開まで2週間の延長や、5月の月例セキュリティ更新まで公開を待つよう求めたが、特別重大な問題ではないとして拒否。

また次期大型アップデートとなる「Windows 10 Redstone 4(RS4)」で修正するとの連絡もあったが、公開日が知らされていないとして、応じなかった。

Windowsに関しては、「Internet Explorer」にゼロデイ脆弱性が存在し、すでにAPT攻撃に悪用されているとの報告が中国のセキュリティベンダーより報告されている

(Security NEXT - 2018/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正
「Rust」によるWindowsバッチ処理に脆弱性 - アップデートが公開
Juniper Networks、セキュリティアドバイザリ36件を公開 - 「クリティカル」も
「PAN-OS」に関する脆弱性7件を修正 - Palo Alto Networks
「OpenSSL」にサービス拒否の脆弱性 - 次期更新で修正予定
「Node.js」にコマンドインジェクションの脆弱性 - Windows環境に影響
「Chrome」に3件の脆弱性 - アップデートが公開