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1割超の企業が過去1年間に内部不正の情報漏洩を認知 - DDoS攻撃も1割弱

認知率の増加が前年から目立って増加したのが、「外部からのなりすましメールの受信」。2017年調査の10.7%から15.9%へと5.2ポイント上昇した。

「内部不正による個人情報の漏洩、逸失」が前年の8.3%から2.5ポイント増となる10.8%で1割を超えた。6.7%だった2016年から増加傾向が続いている。

また「公開サーバなどに対するDDoS攻撃」も、5.8%から9.4%に上昇しており、1割近い企業が認知していた。

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過去1年間に認知したインシデントの種類(グラフ:JIPDEC、ITR)

(Security NEXT - 2018/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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