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「Memcached」によるDDoS攻撃、3月に約4000件 - 攻撃は1年以上前から

2月の大規模攻撃発生以降、関係機関より「memcachedサーバ」の運営者に対して注意喚起が行われている。だが、対策を実施せず踏み台に悪用されるおそれがあるサーバは、インターネット接続機器のデータベースである「Shodan」に登録されているだけで約8万台にのぼっていると同氏は警鐘を鳴らす。

「実際に企業やISPといった顧客で、自組織が攻撃に加担してしまっていたとの話も聞いている。あらたな攻撃が確認された際は、いち早く自組織から攻撃パケットが送信されていないか確認し、対応することが重要(同氏)」と述べ、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/04/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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