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会議配布資料で不十分な墨塗り、意見提出者の個人情報が漏洩 - 経産省

経済産業省において会議で配布された資料に問題があり、資料に記載されていた意見提出者の個人情報が把握できる状態だったことがわかった。

同省によれば、3月26日に開催した総合資源エネルギー調査会第25回基本政策分科会の配布資料において、一部ページで個人情報を黒く塗りつぶす墨塗り処理を行っていたが、不十分だったもの。意見提出者の氏名や連絡先などの個人情報が透けて見える部分があった。

会議中に指摘があり、傍聴者から同資料を回収したが、会議を途中退席した傍聴者が14人おり、対象者を特定して資料の回収を進めているという。

同省では、個人情報が漏洩した可能性のある関係者に対し、説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2018/03/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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