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不正アクセス事件の検挙件数が前年比3割増 - 被疑者は10代、動機は「好奇心」が最多

一方、検挙事件において、脆弱性を攻撃したケースは54件。前年の5件から約11倍へと増加している。

被疑者の年齢は、13歳から60歳まで幅広いが、「14〜19歳」が92人でもっとも多く、「20〜29歳(87人)」「30〜39歳(36人)」が続く。

動機を見ると、「好奇心を満たすため」が193件でもっとも多い。「顧客データなどの不正入手」が103件、「不正に経済的な利益を得るため」が95件だった。

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検挙された不正アクセス行為の動機(グラフ:総務省)

(Security NEXT - 2018/03/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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